THE@TER CHALLENGE 02 World Changer聞いた! の感想!
こんにちは、甘納豆です。
11/27に発売していた、アイドルマスターミリオンライブ THE@TER CHALLEGE 02 World Changer のCDをようやく受け取って聞きました。
THE@TER CHALLENGEとは、ミリシタ内でプロデューサーたちが各々でアイドルに合う役を選んで投票するイベントだったわけで、
テーマ①:孤島サスペンス
テーマ②:おとぎの国の物語
テーマ③:近未来アウトサイダー
それで、10月に近未来アウトサイダー改め、「World Changer」のイベントとそれに合わせた連動ガシャが開催され、歓喜。
イベントは上位報酬【ダスク】千早、累積【バスターブレイド】美希でしたが、アウトサイダーに真が出ると決まった時点で2500位以内には入ると決めていたのですが無事に入ることができ、ガシャはSSR【ファイナルデイ】春香・【ベルベット】真、SR【アマリリス】エミリーで絶対に春香も真も引いてやる!との思いで、担当の真は30連目で手に入ったのに春香のために天井まで突き抜けるという結果でした。
ちなみに2度目の天井で、初めての天井はネメシスの歌織様に捧げました。担当じゃないアイドルで天井ばっかしてます。だってセットにされるとそろえたくなるじゃん…
イベントの感想はこちら
そしてついにCDが発売され、ドキドキしながらドラマパートを全編聞きました。
まず言いたいこと。
圧倒的尺不足!!!
ドラマを聞いていて、いろいろな設定が存在して練りこまれているんだろうな~と薄々感じるのですが、尺が足りないせいか、設定に謎が多いです。また展開も駆け足気味です。まあプロローグ前編後編エピローグで一時間にも満たない程度ですから当然と言っちゃ当然ですが、設定資料を開示するなり後日談を作るなりで補完が欲しくなります。でも、世界観・設定を理解できる最低限の説明はなされているのでドラマだけでも十分に楽しむことができました。
とりあえずそれぞれのキャラクター、役ごとに語ってみようと思います。
【ダスク】如月千早
イベントコミュのほうでだいぶキャラが見えてこなかったというか、あんまり目立つ部分がなかったので本編は主人公しているんだろうか…と不安を抱えていたのですが、大丈夫でした。ちゃんと主人公していました。最初は何も知らない赤子のような人間でしたがバスターブレイドとの関わり合いで人として成長していきます。
研究所の生まれでテレパス能力持ち、そしてアマリリスの歌の効力を抑制する力を持っているのかな。最初はほんとにひ弱でバスターブレイドに守られていましたが最後はファイナルデイに立ち向かえるほどに強くなります。バスターブレイドとの特訓で、彼が「ひと月は長いけど、一週間くらいかかるかな?」というセリフに対して「3日だ」と答えるところ、かっこいいです。
アマリリスを助けたいんだ!という必死の思いでファイナルデイのところまでたどり着き、一度はファイナルデイに屈しかけますが、バスターブレイドの助けもあって再びアマリリスを助けることを決心し、成し遂げる。うんうん、ちゃんと主人公じゃないか…!
エピローグで、ダスクとアマリリス2人になった世界で手に入れた自由を恐ろしいといったのは、外の世界はないものとして長く研究所で育ち、また、バスターブレイドに拾われてからファイナルデイを倒すまでの短期間でしか外を知らないでしょうから、当然といえば当然なのかもしれませんが、それでも歩き出す2人。エピローグのその後が気になるエンディングでした。
【バスターブレイド】星井美希
セリフのなんもかんもがかっこいい!
美希って女性的なカッコよさを推しだすことが多いと思うのですが、バスターブレイドはおそらく男性で、今までのかっこいいとは違う新鮮な美希が見られました。
終始ダスクの兄貴役というか、最高の相棒ですね。頼りがいがありすぎます。
ファイナルデイとの因縁も面白いですね。離反しつついまだにファイナルデイのことを意識しているような様子。ファイナルデイは人の心を同じにして争いのない世界を作ろうとしていましたが、それに対して
「お前のバカを止められるのはオレしかいない」
「お前と喧嘩できない世界なんてつまらない、いる意味がない」
等と、まるでファイナルデイの一番の理解者は自分だとでもいうような感じです。
ファイナルデイの思想を理解したからこそ離反した…そんなところでしょうか。最期、崩れる施設の中でファイナルデイと心中する前にダスクにかけた言葉、
「最後までやり通せよ、ヒーロー」
「子供が一人で世界を救おうなんて考える必要はないんだよ。お前は、あの子だけのヒーロー、それでいいんだ」
最期まで頼れるキャラでした。ひたすらにかっこいい、この一言に尽きます。
【アマリリス】エミリー・スチュアート
セリフが「うぅっ……!」みたいなのばっかりなんですが、なんとなく思いが伝わってきます。
途中、流暢にWorld Changer歌いだすところでちょっと笑っちゃってごめんね。
アマリリスもダスクとおなじ研究所の出身で、プロローグでアウトレイジ軍に捕まり連れていかれ、ダスクとは離れ離れになってしまいます。アマリリスもテレパス能力持ちで、エピローグ以外でしゃべっているところはほとんどテレパスでしゃべっているようで、エフェクトがかかっていますね。
アマリリスには人の心の鍵を強制的に開ける力がありファイナルデイの思想をアマリリスの歌にのせることで人々を掌握しようとしました。
ファイナルデイの言うことが悪いことばかりではないというのも、ダスクにつらい思いをさせたくないという一心からだったのでしょう。ダスクがつらかったり痛みを感じるときに反応したり、ダスクの痛みを感じ取れる力もあるのかも。
【ベルベット】菊地真
イベントの段階では最悪、バスターブレイドにサクッと負けて死ぬ役かなあ…なんて思ったりもしていたのですが、予想の100倍いいキャラでした。というかいっそかわいくもありますw
TCの役が決まったあとに、アイドルヒーローズジェネシスというイベントで「黒髪」という、ボスの右腕的立ち位置でめっちゃ強いというベルベットとキャラ被ってね?なんて役が与えられ、運営もベルベットのキャラに相当難儀したのではないでしょうか。私はベルベットはそれこそ黒髪のような冷徹なキャラクターを想像していたので、ベルベットがどんなキャラで来るのか心配していたのですが、概ね満足のいく形でした。
ファイナルデイ様の言うことは絶対のアウトレイジ軍の番犬。ファイナルデイが大好きすぎて、ファイナルデイに気にかけられるアマリリスや、いまだファイナルデイの心の中に残り続けるバスターブレイドに嫉妬心をメラメラさせていました。挑発に乗りやすいのかわいいね。
アマリリスの歌がベルベットに効かなかったのは、ベルベットの心の鍵が何かしらの要因で既に解かれていたからだと思うんですが、ベルベットがアウトレイジ軍に入隊するまでの経緯等はわかりませんが、ファイナルデイに会ったことで解かれたんじゃないかと思います。あれだけファイナルデイ様好き好きっ子ですしね。あるいはファイナルデイの思想に既に完全に同調していたから、てのも考えられます。こっちのほうが有力かな。
序盤、ファイナルデイのやり方に疑問を持ちそうになったアウトレイジ軍の兵を問答無用で殺すなど、結構残忍なキャラなのかと思えば死にそうになっていたアイビーを拾って助けたり、意外と優しい部分も持っているんだなあと驚きました。本人は結構アイビーを雑に使っているような素振りを見せていましたが、バスターブレイドとの戦いで負け、死にかけていたところにアイビーが現れたのに対し、勘違いして、
「人質か…汚い真似しやがってっ……!」
ってどうでもいいと思っている、気にかけていないキャラに対して言うセリフじゃないでしょうね。
ファイナルデイに先立たれ、またその最期を共にするのはバスターブレイドと、最後まで報われないベルベットでしたがアイビーとともに残された世界でどう生きていくのか、非常に気になります。
ファイナルデイとベルベットの沼に落ちる気満々でいたら、ベルベットとアイビーという思わぬ組み合わせをカウンターで食らいました。責任取ってください。
【ファイナルデイ】天海春香
春香だということを感じさせない、いい悪役でした。悪役、といってもファイナルデイはファイナルデイなりの正義感を持っていたようですが。
アマリリスが鍵であることを知っていたり、ダスクの識別番号と名前を知っていたり、研究所についてやたら詳しかったり、何かしらの能力を持っていたり、ひょっとしてファイナルデイも研究所の出身なのでしょうか。
ファイナルデイのいう、思想が統一された世界というのが、まるでプロローグに出てきた研究所みたいだなと。研究所も教えることはすべて一緒、育て方も一緒で被験者たちは統一されているといってもいいでしょう。そのなかでもアマリリスのような特異な能力持ちがいたり個体差はあったようですが。
ファイナルデイもまた、バスターブレイドのことを意識しまくりでした。対峙した際、バスターブレイドに対してなぜそんなに邪魔をするのかと問いかけた際の彼の答えに笑った?ようですが、彼(彼女?)はなにを思ったんでしょうね。かつては最も信頼していた同士でしょうから、嬉しいような、でも理想を叶えることができず命を張ってまで止められ、悲しいような、そんな感じでしょうか。
(12月4日追記分)
ファイナルデイはバスターブレイドに対して、なぜ邪魔をするのか、なぜ争いのない理想の世界を理解できないのか、としきりに問いかけていましたが、バスターブレイドはそれに対してファイナルデイとどうありたいのか、という答えをしました。ファイナルデイは理想の世界を作ることを第一としながら、わずかにバスターブレイドのことを心残りにしていたようですが、バスターブレイドはファイナルデイしか見ていない。ファイナルデイは理想の世界を作り上げることを優先し、バスターブレイドは世界のことよりも何よりもファイナルデイのことを思っていた。
ここのすれ違いが悲しいなと感じました。
【アビス】真壁瑞希
2位枠で登場の鍛冶屋さん。サブキャラだったけどいいキャラしてたよ。ダスクとバスターブレイドを子供というあたり結構年齢高いのかな?鍛冶屋で武器商人というのは真壁の役としてピッタリですね。
【アイビー】望月杏奈
こちらも2位枠で登場のアマリリスのお世話役。過去にベルベットに拾われて助けられたり、胸騒ぎがした、といってバスターブレイドと戦って瀕死のベルベットに駆け寄るあたり、アイビーはファイナルデイをというよりはベルベットを慕っているようですね。それに胸騒ぎというのはひょっとしたらダスクに対するアマリリスと同じように、ベルベットの痛みを感じ取ったのかも。とすると、彼女も研究所の被験者で、研究所崩壊後にベルベットに拾われたっていう可能性もありそうな。アイビーはアマリリスと同様に花の名前なので関連ありそうですよね。
エピローグで彼女たちについては語られていませんが、アイビーはベルベットとずっと一緒にいるでしょうし、ファイナルデイを失ったことを知って絶望するだろうベルベットの救いになってほしいですね。
□まとめ
さて、ドラマパートの感想をキャラクターごとに書いてみました。いろいろ世界観のこととかキャラのこととかもっと言いたいこと、うまく言えない部分があるんですが、私の拙い文章だとなかなかどう伝えればいいのやら。今の段階ではうまくまとまらないので出てきた感想をばばーっと書いてみました。
まだまだドラマの聞き込みが足りないので都度思ったことや考えが出てきたら、加筆修正することにします。
それでは今回はこの辺で
( ..)φ…甘納豆